新卒女子大生インドネシア記〜日本語パートナーズインドネシア11期〜

就活売り手市場最盛期の時代に、就活をせず海外に行こうと決めた女子大生のブログです。2019年夏より日本語パートナーズとしてインドネシアのランプン州で活動をしています。#日本語パートナーズ

インドネシアにきてよかったこと#153日目

Selamat Siang!

 

今日はインドネシアに来てよかったと思ったこと、NPとして来れてよかったことをまとめていきたいと思います。

 

インドネシアに来てよかったと思うこと3選(多すぎたので厳選しました)

  • 物事や人に対して寛容になった
  • 宗教(特にムスリム)について多くのことを学ぶことができた
  • 日本とは異なる環境に住む免疫がついた(ヤモリ、ゴキブリ、ネズミの発生等)

 

 NPとして来れてよかったと思うこと3選(同上)

  • うまくいかない活動があっても、沢山チャンス出来る場があったこと
  • 仕事や旅行ではなかなか知ることができないインドネシアの生活について知ることができたこと
  • 多くの人と関わり、視野が広がったこと

 

日常ではこれよりももっと色々な場面で「ここに来れてよかったな~」と感じることがありますが、なかなかひとつひとつを思い出すのは難しかったので、3個ずつにまとめました。

インドネシアという視点からみると、やはり宗教について学んだり考えたりする機会が多くあったことが特徴かなと思います。今までクリスチャンや仏教徒が多い地域に行ったことはありましたが、ムスリムが多数を占める地域に住むのは初めてで、何もかもが新しい知識でした。テレビや雑誌からでは学べないムスリムの人々の考え方やその多様性について知れたことは、今後も私の人生の糧になると思います。

また、他宗教多文化で生きるインドネシア人からは、その宗教や文化に関わらず学ぶことが多くありました。一番は「他者を認め受け入れること」です。インドネシア人の多くは異なる宗教も寛容に受け入れる姿勢があると思います。そのため、私のような外国人も快く受け入れてもらうことができました。この人を「宗教」だけで決めつけないという潜在意識は、日本人や日本社会が見習う姿勢であると強く感じました。

次に、NPとして来れてよかったことは全体の活動を通して人として成長できたということです。②にも書いた通り、活動でうまくいかないことや失敗したことがあってもまたやり直せるチャンスが多くあったことは、成長につながる機会でした。私は初めてNP派遣校であったため先生も手探り状態でのスタートでした。だからこそ一緒に相談して考えたことで絆もより深まりましたし、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目と、常に向上心をもって活動に臨めたと思います。ぶつかることや、悩むことも沢山ありましたが諦めずに挑戦できるお環境がNPにはあると思っています。日本語教育の知識は関係なく、生徒や先生の思いを汲み取り、自分にできることを精いっぱいやることが大切だと感じました。また、「無理をしない」「自分にできないことは無理やりやろうとしない」という一種の諦め(?)も意外と大切でした。文化紹介やクラス活動の候補はいくらでもあるので、「できること/できないこと」「求められていること/求めていること」といったいくつかのカテゴリーで棲み分けをしていくことも充実した活動につながると思うからです。

インドネシアに来る前の派遣前研修でNPの活動に正解は無いという話を聞いたのですが、まさにその通りだと思います。常に向上心をもって全力で活動に励み現地の生活の一部に混ぜてもらう。私は、これが何よりも大切なことだと思っています!!

 

Terima Kasih!