新卒女子大生インドネシア記〜日本語パートナーズインドネシア11期〜

就活売り手市場最盛期の時代に、就活をせず海外に行こうと決めた女子大生のブログです。2019年夏より日本語パートナーズとしてインドネシアのランプン州で活動をしています。#日本語パートナーズ

日本語パートナーズの活動を振り返って~できることを全力で楽しむ力~

Selamat Malam!

 

日本に帰国して10日が経ちました。

日本に帰ってきたのが夢のような気もするし、7か月間ランプンで過ごした日々が長い夢を見ていたような不思議な気持ちになったりもします。

私の地元が日本の中でもとくに寒い地域ということもあり、年中常夏のインドネシアが同じ地球に存在してることが不思議にも感じます。(笑)

 

さて、10日間美味しい日本食を食べ続け気持ちも落ち着いてきたところなので、日本語パートナーズの活動を振り返っていこうと思います。

正直なところ、日本語パートナーズとして活動していた7か月間は"後ろを振り返る暇もなく突っ走った7か月間"ではありませんでした。

1日1日で考えても自分一人の時間が十分にあったし、せわしなく過ぎた月も私はなかったように思えます。さすがに帰国前の1か月は秒速で過ぎていきましたが・・・

というわけで、私個人では毎日や毎週ごとに活動を見つめる時間があり、その分多くのことを考えて悩みに悩んだ7か月間でした。

人生で一番一人で考えた時期といっても過言ではないくらい悩みに悩んでいました(笑)

一番悩んだのは、一人でどうこの町でやっていくか、、、ということです。

プライベートなこともあるので、詳細は書けませんが派遣前はどんな状況でも乗り越えられる自信120%だったし、セルフマネジメントもできる自信がありました。

しかし、関わる人や立場上想像もしていなかったことが起き、初めて自分の力や考えだけではどうにもならないような壁にぶちあたったのです。

同期や日本にいる友だちに相談しても、解決できないとき、自分の力ではどうにもならないときその問題をどう乗り越えていくか。。

結果的には時間が解決した、みたいなところもあったんですけど、その渦中にいる時は本当に辛くて数日間気分も沈んでいました。(しかもわりと活動開始序盤だったのでこの先半年間やっていけるかという不安がいっきに舞い込んできました)

今考えれば、そういった問題にぶちあたることこそが成長の機会だし日本語パートナーズとして来ていなければ経験できなかったことだと思うと、あの時間は必要な時間だったと思います。今考えれば。(笑)

数日間気分が落ち込んで、落ち込みすぎてそれに疲れて(笑)ウクレレを買い一人で遊ぶことの楽しさを見つけれたので、結局はよかったかなと思います!!(笑)(おかげでウクレレの練習がはかどりました)

 

あとは、SNSを通して同期NPの活動をみて少し焦ることもありました。(これはきっと誰もが経験したのではないかと思います)

毎日流れ込んでくる同期NPの活動報告。この活動いいな!真似したい!とポジティブにとらえられるときもあれば、計画的に授業や日本語クラブで文化紹介をしている活動報告をみてうらやましくなったり。

私の学校は様々な理由から日本語クラブがよくなくなってしまったり、そもそも活動を定期的に行っていない等の理由で、日本にいたときに考えていたやりたいことリストを実現することが難しい状況でした。

そんな中だと余計に同期NPの活動は羨ましく思えてきちゃったり、自分は何もできていないんじゃないかと焦ってしまったり、、、

でも、できないものはできないのです。ないものはないし、誰のせいでもないし責める事も出来ない。それなら、できる範囲で全力でやりきればいいと思うのです。

例えば日本語クラブがないなら、休み時間に積極的に生徒と話して距離を縮める。tiktokをインストールしてインドネシアで流行っている曲でビデオを撮る。(笑)少しだけ砕けたインドネシア語を教えてもらう・・・等々。

"やりたいこと"をあらかじめ考えていると、活動が始まった時にスムーズに実行することもできますが、予想外のことが起きると焦ってしまうと思うんです。

あとは、いつかやりたい!と思っていたのに、突然”今日○○やって”と言われることも。

だから、自分のやりたいことを考えておくのはもちろん大切ですが、一番は現地の先生と話し合い現地の様子を見て、柔軟に動くこと(*´ω`*)

私もやりたいことリストの中から何個削除したことか・・・(笑)

しかも、実際は生徒たちに自分の経験を話したり日本の何気ない写真を見せるだけで本当に興味を持ってくれるし、なんでも素材になり得るなぁ~と改めて感じました。

 というわけで、できないことをいつまでも悩むより出来ることを全力でやるという諦める力も大事だということを学びました。(この諦めは決してネガティブなものではなくポジティブな諦め)

 

長くなってしまいましたが、この7か月間は本当に自分と向き合う時間が多く毎日が挑戦と反省、そして成長の日々だったように感じます。

一生の中でこんなに悩んでは実践してまた悩んでと、繰り返すことができる環境はなかなかないのではないかと思います。

(実際に成長できたかどうかは定かではありませんが・・・(笑))

 

これからの人生にどう活かしていけるか。。。

今からとても楽しみです!

 

Terima Kasih!