SMA最後の登校日#197日目
Selamat malam!
いよいよ、、
いよいよこの日がやって来てしまいました。
出会いがあれば別れもある、とよく耳にしますが別れがあると分かっていてもその悲しさはやっぱり何にも変えられないものだということを改めて実感した一日でした。
朝は私のために朝礼でお別れ会を開いてくれました。
インドネシア語で最後の挨拶をし、「一期一会」の意味を紹介しました。
私たちが出会ったことには必ず意味があります。だから、きっとまた会えるはずです、と。すでに目頭が熱くなっていましたが、なんとか耐えました。
ですが、その直後に生徒が歌ってくれた曲で大号泣。。実はその生徒は、他校の文化祭の歌大会で毎回1,2位を争うほど実力がある子で、何回もその歌に圧倒されてきました。
もちろん、日本語の発音が上手いということもあるのですが、それよりも1曲1曲に込もってる気持ちが熱く、歌声に感情が溢れ出てるように歌うのです。
その子の歌はいつ聞いても、どんな曲でも美しくてずーっと隠れファンでした。(ルックスも完璧)
そんな思い入れのある子からの曲のプレゼントはもう卑怯です…泣かないわけがありません。そしてボロボロ泣いていると、お次は先生が「心の友」を歌ってくれました。 インドネシアでは各世代から愛されてる五輪真弓さんのこの曲。インドネシアに来てから初めて聴きましたが、たしかに心地よいメロディ。私が来た時は「心の友」という題名の意味を聞いてきたくらいだったのに、歌詞も見ずに完璧に歌う先生には脱帽でした。ありがとうございました。
そして、全員で記念撮影をし終わりかと思いきや…
なぜか全校生徒と先生でtiktokの撮影が開始しました。。最後までインドネシア節についていけない私を横目に練習を開始する先生方…
こんな大規模でtiktokを撮ったのは初めてでした!(笑)涙も一気にふっとびました🤣
先生方からはランプン州の伝統衣装であるタピス(結婚式などで履くスカートのようなもの)を頂きました。
寂しくなったらこのタピスを見て学校や先生、生徒のことを思い出します!!✨
そして、お昼は私が大好きと豪語していたsoto ayamを先生が振舞って下さり、全員で食べました。
とてもとても美味しかったです…ここに残ってたいよぉ〜という気持ちが100倍になりました😭
最後の授業を終えて、急遽作ることになった日本のインスタントラーメン。
日本語クラブのみんなに日本の味を届けられたことが嬉しかったです(^^)
今日は一日中バタバタしていましたが、この7ヶ月間の色々な感情を思い出し、最後の日であるということを噛み締めながら一日を過ごしていました。
大学を卒業したばかりで至らないことだらけの私でしたが、いつもあたたかく優しく助けてくれた先生方や生徒には感謝しかありません。
また会える日が来るかはわかりませんし、永遠のお別れになる人もいると思います。でも、心の片隅にでも私との出会いを留めておいて、ふとしたときに思い出してもらえるような存在になっていれば、それだけで私は幸せです。
でもやっぱり悲しい。。せめてひらがなを完璧に全員が覚えるまでは見届けたかった…(笑)
今後の生徒の頑張りは、CPの先生に託すとします…
みんな、ありがとう!
またあいましょう😊
Terima Kasih!